2015年6月9日火曜日

給食の食材、農薬、遺伝子組み換え、放射性物質について

ふ~~~
一般質問の締め切りぎりぎり提出しました。(いつもですが。。。)
先週の給食の外部委託問題に、色々で、毎日一つづつ向かっています。

今回はいつも2問とか3問で、時間が足りなくなってしまうので、せめて二問にと議会事務局から釘を刺されていますが、今回は1問です。
しかし…7項目つきですわ~

以下提出文をコピペしました。一般質問は6月17日です。
この5月にネオニコチノイドの残留基準がほうれん草で、13.3倍に緩和されました。欧米では使用禁止されているクロチアニジンが40PPMも許されるんですから、ホウレンソウは生では食べては危険、子どもは一口だけですなどと書いてほしいです。そんなことをお知らせしたくて一般質問しました。食べ物に含まれる化学物質は、体を痛めますよ。これはもうあたりまえ、自分の体は自分で大切に、感謝して扱ってあげましょう!子どもは大人がしっかりしないと!!! 野菜は自分でつくろうね!

平成2769日提出
                白川町議会議員  服部圭子
白川町議会議長  今井昌平様
  一般質問通告について
白川町議会会議規則第612項の定めるところにより、次の事項について質問したいので、通告します。
質問事項  白川町給食の食材について。
①食品、調味料の現在の選定基準について。
②地場農産物の利用について。
    現状、生産者とのかかわり、減農薬、有機農産物の取扱い、利用率の増加の施策
③残留農薬について、特に5月改定されたネオニコチノイド農薬残留野菜への対応、
④遺伝子組み換え食品について
⑤放射性物質について
⑥袋入りカット果物について
⑦食品選定委員会の役目と今後の取り組み

私は去る318日に、給食センターにお邪魔致しまして、お昼に給食を頂くまで見学さ
せていただきました。8時に食材の小松菜が生産者の方から届けられ、食材の一部を保存
し、土のついたレンコンを洗い、準備をするところ、細かく刻んだり、みじん切りのた
めに機械にかけたり、大きな釜で炒め物をされているところ、それら出来上がった
ものを、保育園、学年ごとに分け、コンテナに詰め、トラックで、各方面へ運ばれてい
くところまで、チームワークよく進められているところを固唾をのんで見学させていた
だきました。調理員の皆さんも昼休みまで、休むことなく時間に合わせ調理し、昼休み
にやっと、ほっとされた様子に、本当に給食という安全と時間という特殊な調理の大変
さを感じさせていただきました。
本当にいつも子どもたちのために、おいしい、心のこもった給食を作っていただきあり
がとうございます。この場で町民のひとりとしてお礼申し上げます。
さて、私は、今回給食の食材について質問いたします。


①白川町には食品選定員会があると思いますが、そこでの食品選定の基準はありますで
しょうか?あれば、どのようなものがあるかをお聞きします。現在の選定基準をご説明
下さい。
先の一般質問では、給食の和食化と弁当の日を設けるようご提案させていただきました
が、昨今食に関する、様々な新しい社会変化がありますので、こどもたちの成長を保障
し、安全な給食を提供できるよう、なるべく地域でとれたもので、自然にかなった食材
の使用を進められていると思います。ありがとうございます。
そこで、私は、最近の食に関する動きや変化が大きい、これからお話いたします点につ
いてどのような考えで食品を選定して見えるのかをお尋ねいたします。


②地場産の農産物の利用について
 
現在の白川町産の食材使用をわかりやすい数値でおきかせください。
白川町の農産物は減農薬、又は無農薬で、作られているものが多いと伺っています。
八百津町の視察でお伺いしましたら、有機農産物を積極的に使っているようでした。
また、それらを生産する畑の子どもの訪問など食農育も行って見えました。
白川町での生産者の方との交流、食農育はいかがですか、また、生産者の高齢化、仕
入れ価格について、改善はされておられますか?より多くの地元生産の農産物が給食の
食材で使われますために今後の目標値設定をして取り組むことが大切と考えます。お考
えをお聞かせください。


③農薬の残留について、

農薬の残留値につきましての基準はどのようになっておりますか?
また、特定の農薬ネオニコチノイド系についてお尋ねします。
5月19日国の出しております官報によりますと、食品衛生法第11条第1項の規定に
基づき食品添加物等の基準が一部改正され農薬残留基準について、ネオニコチノイド系
の残留基準が大幅に改正されました。簡単に申しますと、私たちが食べます野菜、果物
などの中に残留している農薬の限度が引き上げられ、より多い残留値が認められたとい
う事です。
欧米では使用禁止にするなどの対策が取られ、中国、インド、ブラジルなども続いて
きており、また、人に与える害も危惧されているときに、子どもたちの脳神経に影響
するニコチン由来のこの農薬の使用が大幅に緩和されるのは、その根拠に安全性が考慮
されているとはいいがたいほどの改正です。平成19年の基準と比較いたしますと、ア
セタミプリドでは、しゅんぎく、レタスが2倍、5ppmから10ppmに、改正されまし
た。びっくりしますのはクロチアニジン(商品名ですとダントツ、)の残留値が多いもので、小松菜、チンゲンサイ、特筆するのがほうれん草です。(表1)
農産物名
26年改正後
19年の基準値
19年比較
小松菜
  10ppm
     1ppm   
10倍
チンゲンサイ
    10
     5
2倍
レタス
    20
     20
同じ
ほうれん草
    40
   3
 13.3倍
パセリ
    15
   2
 7.5倍
三つ葉
    20
   0.02
 1000倍
ニラ
    15
  15
 同じ
お茶
    50
  50
 同じ
かぶら類の葉
  40
  0.02
 2000倍


EUでは、数年前から使用が禁止されています。なのに農薬の過剰使用を許してしまう改
正です。
特に小松菜ほうれん草は日常的に使用量の多いものです。これ等は日本の食の安全
性を損なうものともいえます。また、ほうれん草は子どもや妊婦に推奨される栄養価の
高いものですので、生産者の確認できない一般市場からの搬入には学校給食として避け
ていただきたいです。これ等について対応していくベきだと思いますがいかがですか
トレーサビリティの確認のできる葉物を使用すべきだと思いますがいかがでしょうか?


④次に遺伝子組み換え食品について質問いたします。

遺伝子組み換え食品についての対応と基準をお答えください。
日本は遺伝子組み換え食品の輸入世界1位です。2012年米国農業省調べによると
とうもろこしは、年間生産量1600万トンその9割がアメリカ産で、その88%が遺
伝子組み換え品種です。それらは家畜の餌、食用油、コーンスターチ等として使われて
います。また、大豆も年間300万トン、7割がアメリカアメリカ産で、その93%が
遺伝子組み換えです。醤油には表示義務がないために使われていてもわかりません。
 表示が5%以上使っているものだけに限られていますので、添加物等の遺伝子組み
換えには表示がありません。ですので、給食の油、醤油について遺伝子組み換えが入っ
ているのではないかと思われます。遺伝子組み換え食品は、腫瘍、アレルギー、不妊症
をおこす可能性が発表されています。遺伝子組み換え食品を使っているのはなんです
か?今後の対応などをおたずねいたします。

⑤次に放射性物質についてお尋ねします。現在国の定めた基準値を超える放射性物質が
検出された食品については、出荷が 制限されており、市場に流通しない取り組み
がされております、
子どもたちを内部被爆から守るために、白川町の食材には放射性物質が含まれないよう
にすることが肝要だと思います。
現在の町の対応と今後についてお尋ねします。
また、モニタリング調査をされていますが、全体1食を混ぜてしまっての測定のため
、特定のものが高くても薄まって検査されますがいかがでしょうか?
また、牛乳の測定がなされていないのはなぜでしょうか?質問いたします。

⑥個別の質問の最後ですが、次亜塩素酸ナトリウムをつけた袋つめのフルーツが提供さ
れています。ドライシステムお調理場なら果物は切って提供してもよいとされておりま
すし、民間保育園では、トウモロコシのゆでたてや、スイカ割もされていますが、こう
した行事的な食事に白川町では、やはり規制をかけていますか?
なるべく袋でないフルーツがあればいいと思いますがそれについてどのように考えてお
られるのでしょうか。お尋ねします。


⑦最後に様々な問題が外部から押し迫ってきますが、農村にある白川町の給食の食材は
極力トレーサビリティーのわかる白川町のものを使用することが、子どもを危険から守
る一番の方法だと考えます。
そのことを進めるためにも、安全性を求める町民と、生産者、調理者と共に給食の食材
を確保できるように考えを出し合う場を持ち行動していく必要があると思います。いか
がお考えでしょうか?



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